佐陀神能の迫力を伝える
佐太神社の「御座替神事」にあわせて奉納される「七座神事」「式三番」「神能」の三つの神事舞を総称して『佐陀神能』と呼ぶ。 現在、出雲流神楽の源流として、国指定重要無形民俗文化財になっているが、2011年11月にユネスコの「無形文化遺産」に登録された。 歴史の古さを漂わせている神社境内での祭りの夜、幽玄な舞、笛や太鼓の音を耳にすると、まるで神話の世界に入ったように、ゆったりとした過ぎゆく時の重みを感じさせてくれる。これは松江市在住の安達彰カメラマンが、長年にわたり『佐陀神能』の姿を写した渾身の写真集である。
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